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京大公安監禁事件は東大ポポロ事件の再来?東大ポポロ事件とは? [国内 ニュース]

京都大学(京都市左京区吉田本町)で
京大生に公安警察のスパイが拘束される騒動が起きました。
東大ポポロ事件再来?京大警察監禁事件 そもそも公安警察って?

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ネット上では、約60年前に起きた「東大ポポロ事件」をモジって「京大ポポロ事件」などと騒がれています。

[ひらめき]東大ポポロ事件とは、
ポポロ劇団という東大の公認学生団体が政治的な内容を含む演劇発表会を行った際に、
会場に忍び込んでいた私服警官に暴行を加えた事件のこと。

大学の自治に関する最高裁判所判例をもたらした事件で、
憲法が保障する学問の自由及びそこに含まれる大学の自治が問題となりました。

―事件の概要
ポポロ劇団は1952年2月20日、東京大学本郷キャンパス法文経25番教室で
松川事件をテーマとした演劇『何時(いつ)の日にか』(農民作家・藤田晋助の戯曲、1952年1月発表)を上演。
これは大学の許可を得たものでしたが、
上演中観客の中に本富士警察署の私服警官4名がいるのを学生が発見。
3名の身柄を拘束して警察手帳を奪い、謝罪文を書かせました。

その際に学生らが暴行を加えたとして、2人が暴力行為等処罰ニ関スル法律により起訴。

裁判では
制度的保障としての学問の自由
「政治的社会的活動」と「学問的研究・発表」の峻別、
警察の介入と当時の文部省の通達
について争われ、

学生が自治の範囲として警察官に暴行を加え「自治を行った」とするのは
認められない」として、最高裁にて有罪

(このうち一人はのちに秋田県横手市で市長を務めた千田謙蔵だそうです。)




以上を考えると素人的には今回の事件
「思想の自由」にも触れるかと思います…

とにかく大事にならないといいなと心配しています。


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