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国内3人目・ギニアからの20代女性がエボラ疑い、線引きは? [国内 ニュース]

昨日のエボラ出血熱が流行するリベリアから帰国した60代男性に続き、
今日もエボラ熱に感染の疑いがある方が出ました。
3人目となるのは、同じく西アフリカに位置するギニア出身の女性で、検査を進めるそうです。
ちなみに二人目となった60代男性は医療機関で「扁桃腺炎」と診断されたそうです。

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猛威を振るうエボラ熱
10月8日に初めてアメリカ国内で死者が確認され、いまだにその脅威は続いています。
というのも、これといった治療薬やワクチンがないため。
そしてなんと今月7日には、アメリカ・メイン州の州議会で、逃亡したエボラ感染者を
テロ容疑者に指定する法案が全会一致で可決されました。
更にメイン州警察には、逃亡したエボラ感染者を射殺する権限が与えられたそうです。
どこかのSF映画で見たようなことが起こっていますね……
しかも同様の法案は、全米の16州で、州議会に提出されているそうです。



そんなエボラ熱、西アフリカからの機内での感染はいったいどのくらいの可能性があるのでしょうか?




[ひらめき]飛行機での感染のリスクについて

まず、エボラ出血熱は症状が出るまで周囲に感染しません

そのため、患者と同じ飛行機内にいた乗客にうつる恐れはないと言われています。

それも、エボラ熱はインフルエンザのような感染症と異なり
空気感染しないからで、
エボラはその病気に罹患した人の体液との直接接触によってのみ感染する可能性があるためです。


症状としては、感染後2~21日(通常7~10日)の潜伏期の後、
突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等風邪に似た症状
次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が挙げられます。


[ひらめき]国内の空港の「線引き」

そんな中日本では、
エボラ熱の流行がもはや「対岸の火事」ではないとして、
西日本の空の玄関口・関西国際空港でシミューレーションが行われました。




検疫検査場では、サーモグラフィーで37.5度以上の体温の人をチェック、

西アフリカを経由した可能性の高い中東発便では一気に緊張が高まります。

該当者でギニア、リベリア、シエラレオネに滞在歴がある人は、
発熱がなくても「健康監視」の対象とされ、エボラウイルスの潜伏期間とされる21日間、
関空検疫所に健康状態を報告しなければなりません。
中でもエボラ患者との接触、
ウイルスの宿主であるコウモリや霊長類との接触のいずれかに該当すると、
エボラ熱感染の疑いがより高いと判断され、
車いすにビニールをかけたような乗り物に乗せられ検査に向かうそう、
ちなみに血液は検査のため梱包されて東京へ送られるそうです……


早く落ち着いてほしいというのが本音、
この脅威がいち早く去ってくれることと、
無念にも亡くなってしまった方々の安らかなお眠りをお祈りします。


【追記】
当ギニア女性は検査の結果陰性だったことが判明しました。
ひとまず安心ですが、感染のリスクはどこに行っても付きまといます、
一刻も早い終息を願います。


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