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学生0・廃校の聖トマス大学って?気になる廃校理由・今後は? [国内 ニュース]

日本に在学生ゼロの状態が続いている大学があります、
その名前は兵庫県尼崎市にある聖トマス大学
いよいよ日、来年3月で大学を廃止し、運営する学校法人「英知学院」を解散する方針が明らかになりました。
跡地については、尼崎市も交渉の担当部署を設置するなどして、同大学と協議を進めているということです。

st.tomas.jpg

一体この大学、どのような大学だったのでしょうか? また、廃校の理由と今後の展望はどのようなものでしょうか?




◎どんな学校?
聖トマス大学は1963年に英知大学として開学、2007年5月に現在の大学名改称。
卒業生はこの50年ほどで約1万500人いるそうです。

少子化などで定員割れが続き、4年前の2010年度には新入生の募集を停止、
新学部の設立も今春断念。
大学院博士課程の研究生1人が来年3月で在籍を終了するのに伴い、大学廃止の方針となったようです。



◎偏差値
と書けど詳しくはわからなかったのですが、少しでもお役に立てそうなものが見つかったので載せておきます。

『聖トマス大学(旧 英知大学)の卒業生の日記』より by 2ちゃんねる

「英知大学は偏差値が低いのは事実だとしても、全員が全員バカだっ たわけではない。 というか、真剣ですらあった。なにしろ大学院もない学校である。 教授が自分の将来について何かしら筋道をつけてくれる可能性は万に一つもない。 一年のうち360日、図書館に通っている学生もいたし、 受験生でもあるまいし、昼食を食べている時も英英辞典を読んでいる学生もいた。 「俺、実はハングルがしたいんだよ。ハングルを勉強して、マスコミ関係の仕事に就きたいんだよ」 と聞かされた仏文の学生がいた。 その学生が何カ月か姿を見せないので、どうしたのかと思っていたら、 韓国に行ってソウルのテレビ局に潜り込み、語学と仕事の勉強を兼ねてずっとアルバイトをしていた。 『俺も負けてられない!』と思った。」

思わずうるっとなってしましました……。



◎廃校の理由
一般的な廃校理由として
戦災による施設の喪失と就学人口の減少(広島市など) 「昭和の大合併」による統合市町村における統合施策 過疎地域における就学人口の減少 危険施設の改築と学校統廃合時の新校舎建設との間に補助金の額に差があったこと ドーナツ化現象による都心部での就学人口の減少
などがあります。

スティーブン・リン学長兼同学校法人理事長によると、
新学部設置や継続の資金が確保できず、存続が難しいとの結論になった」
そうです。



◎今後の見通し
同大学は赤字解消などのため、すでに敷地の一部約1万6千平方メートルを売却しています。
同窓生からは「資金不足を廃止の理由にするのは納得できない」などの声が上がったそうです。
母校がなくなってしまうのは虚しいものですよね……。
個人的には私の両親の母校も合併してしまいまい、寂しそうだったのを覚えています。

一般的に廃校の校舎は
映画やドラマのセットとして利用 その作品がヒットすると展示なども行う 歴史民俗資料館などへの再利用 介護施設への転用
など再利用されます。

藤本滝三同窓会長は「教職員や地域住民らと連携し、地域の学びやとして廃止後の活用も探りたい」とのこと。

数多くの方々の思いが詰まった大学ですから、
是非同窓生並びに関係者の気持ちが報われるような方法が見つかればと願います。

画像元


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