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ホーキング博士の病気、ALSって?「人工知能は人類史最悪の脅威」 [国際]

宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、

人工知能(AI)が 「知力で人類を上回るようになるかもしれない」という警告を発しました。

最終的には科学技術による大惨事が「ほぼ確実に」起きると指摘し、

これを避けるには人類が地球以外の惑星にコロニー(居留地)を建設する必要があると訴えたそうです。



そんな警鐘を発したホーキング博士は、

世界的な理論物理学者(ちなみにノーベル賞は受賞していないとの事)であると同時に、

世界で最も 有名なALS患者の1人。



運動ニューロン疾患のため、意思伝達システムを常に利用しています。画像元rel="nofollow"

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博士が患っている病気、なんだか気になったので調べてみました。



博士は学生の頃に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症。

通常、発症から5年程度で死に至る病気なのですが、

途中で進行が急に弱まり、発症から50年以上たった今も健在。



具体的には、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、

運動ニューロン病の一種とされています。

極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡するケースが多く、

(人工呼吸器の装着による延命は可能)

治癒のための有効な治療法は現在確立されていないそうです。

1年間に人口10万人当たり1~2人程度が発症、

好発年齢は40代から60代で、男性が女性の2倍ほどを占めるそうです。








現在博士は意思伝達のために、重度障害者用の意思伝達システムを通し

スピーチや会話ではコンピュータプログラムによる合成音声を利用しています。

そうやって数々の重要な研究を残してきています。



ちなみに従来は親指や頬の動きを感知して文字を入力し、

合成音声を用いて会話する方法を採っていましたが、

徐々に進行する病気のために入力スピードは落ちていったため、こちらのシステムに切り替えたのだとか。



数々の有益な発見をしつつ発症50年以上経っていてもご健在というのは、

なんだか神様が遣わされたのではないかなと思ってしまうほど。


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