SSブログ

小渕経産相が辞意―具体的原因とその経過 [国内 政治]

小渕優子経済産業相は17日、関連政治団体や資金管理団体の不透明な収支を巡る問題の責任を取って辞任する意向を安倍晋三首相周辺に伝えた。
obu.jpg
引用元
首相が18日にイタリアから帰国するのを待って進退を協議する。女性活躍を掲げる第2次安倍改造内閣の看板だった小渕氏が「政治とカネ」の問題で辞任すれば、政権運営に大きな打撃となる。
と昨日記事を書いたばかり。氏は3日に渡って釈明に追われることとなった。
過去記事:「小渕優子経産相が辞意」進退協議へ―その原因と氏のプロフィール




発端となったのは、今月16日に発売された週刊新潮(10月23日号)において、「小渕優子経産相のデタラメすぎる『政治資金』」と題した使途の不適切さを指摘する記事を掲載されたこと。
具体的使用用途は以下。(参照元)

--------------------------------------------------------------------------
記事によると、東京・明治座で開かれた有名歌手らが出演する「観劇会」を巡り、地元の政治団体「小渕優子後援会」(群馬県中之条町)は2011年までの2年間で計約1690万円を明治座に支払った。 一方、収入は約740万円しかなく、差額の約950万円を後援会が負担した形になっていると指摘。 観劇会には有権者が招かれていることから、仮に収支が政治資金収支報告書記載の通りであれば、破格の安さで観劇させたことになり、有権者への利益供与を禁じた公職選挙法に違反する可能性があると指摘している。  また、後援会など関係3団体が親族の経営するブティックに支出した資金について「秘書がネクタイやハンカチを購入し、ギフトラッピングして議員会館に送った」とする関係者の証言を紹介。 さらに地元のネギ農家に支払った約100万円も、贈答用のネギ購入代だった可能性があると指摘している。  政治資金に詳しい神戸学院大大学院の上脇博之教授は毎日新聞の取材に対し「贈答用ならポケットマネーで出すべきだ。政治資金を使うのは、公私の区別ができていないからだ。ネクタイやネギなどを、誰に配ったのかについても説明が必要だ」と話す。小渕経産相の事務所は取材に対し「確認してみる」としている。
--------------------------------------------------------------------------




女性大臣を積極的に登用した内閣改造から、わずか1カ月余りの出来事。
看板閣僚の小淵氏本人が、「政治とカネ」をめぐる問題でつまずいたことは、政権運営に大きな打撃となるとみられる。
安倍首相は18日午後、外遊先のイタリアから帰国すると、首相公邸に直行、
小渕経産相は、18日は、安倍首相と会う予定はないそう。
しかし首相は今後、本格的に対応を検討することになるとみられる。

第1次安倍政権では、任期途中、大臣の辞任が相次いで、結局、首相の座を失うことになったため、安倍政権の最大懸念は、大臣の連鎖辞任である。

消費税の引き上げや原発再稼働の判断など、安倍政権は大きな課題を抱える中、今後の対応が非常に重要となっている。




スポンサーリンク




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。