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脱法ハーブの種類・症状・副作用・後遺症は?「しぇしぇしぇ」の末路 [知っ得]

3日朝、危険ドラッグ刺傷事件を起こし、隣人女性の額や顔、両腕などを切りつけた田中勝彦容疑者。

脱法ドラッグの中毒症状から警察の取り調べでも「しぇしぇしぇのしぇー」と答えるなど、

会話にもならないほどの状態だということですね。

ニュース動画こちら

彼はその傷害罪の法定刑から、

15年以下の懲役または50万円以下の罰金を言い渡されるでしょう。

しかしこの判決は顔をナイフで切られた女性からして納得のいくものかは、わかりません。



では実際、この意味不明な行為をするに至った元凶、脱法ドラッグはどのようなものか

脱法ドラッグの種類、症状、副作用、後遺症などについて見ていきたいと思います。







脱法ハーブとは?

時に合法ハーブと呼ばれることもあり、

その定義は「合成カンナビノイドを含有する化合品である」こと。

ちなみにこの物質、法規制がなされないような薬物の化学構造に似せて作られているため、

そのような規制薬物以上に危険なこともあります。

有名な製品に「スパイス」と呼ばれるものがあり、

で英語圏では、合成大麻、偽大麻、K2(ケーツー)などとも呼ばれています。



脱法ハーブの種類

このような危険な脱法ドラッグですが、合法と称して用途を偽り販売されているものもあります。

その例がこれ。画像元

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インターネット上の通販サイトなどで「お香」「アロマ」「ハーブ」「バスソルト」なんて称して

売られていたりするため、聞こえもそんなに悪いわけではないですよね……

勿論、「合法」なんて書かれていても、規制薬物が含まれている例が過去にもあったそうですので、手出し厳禁です。




脱法ハーブの副作用・症状

脱法ハーブを使った時の副作用で最も恐ろしいのが、依存してしまうこと。

始めるのは軽い気持ちからという人が大半を占めるのですが、

一度始めたが最後、強い中毒症状からなかなか簡単にやめられるものではありません。

そしてこれはあまり書かれていなかったのですが……

このような脱法ドラッグの依存性の大きな部分を占めるのは

性的快感の増幅」…行為前の使用でその快感の虜になり、

やめられないカップルが多いのだとか

…しかし、それは後述の悲劇を生むのです。

herb.jpg

加えて、一般的な中毒症状として多いものから、

頻脈、興奮・易刺激性、嘔吐、精神錯乱、悪心、幻覚・妄想、高血圧、めまい、胸痛

などが挙げられます。田中被告は興奮・易刺激性が顕著に表れていましたね……

その他、幻覚・妄想・不安といった症状も見られるそうです。

そして悪くすれば、運転への支障が生じることから、交通事故も起きてしまいます。



脱法ハーブの後遺症

先述の「悲劇」についてまず書きますが、

脱法ハーブを使用した親からは奇形児が産まれるケースが多いのです。

四肢がなくて生まれたり、知能障害が見つかるケースが後を絶たず、

大切な子どもの人生に大きな影響を残してしまいます。

一時の快楽から子供の数十年を犠牲にするとなると…


そして本人に現れる症状としては、

頭が禿げてしまったり、指先が痺れたり、麻痺したり、

白髪が大量に増えたり、尾骨が痛んだり、

記憶力、思考が減退したり、

イライラしがちになったり、独り言が多くなったり、

多重人格傾向になったりと


一回試しただけでも脳への多大な影響から、

このような後遺症が残ってしまうケースが多いのです。





いかがでしたか?

脱法ハーブは、名前は違っても違法ドラッグ

興味本位で手を出しても、一回だけで辞められるものではありません。

せっかく今健康な脳機能を与えられているのだから、

自分で破壊しないように、絶対に気を付けていきたいですね。

そして加害者・被害者双方のいち早い回復を願います。


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