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【知らなきゃ危険】牛乳は体に悪い?その理由は? [知っ得]

一般的に牛乳をたくさん飲むと、骨が強くなり健康になると言われている。
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しかし29日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルで
スウェーデン人を対象とした調査では、
牛乳摂取量の多い人は、少ない人と比べて寿命が短く、女性では骨折が増えるとの結果が示されたと発表された。

これはいったいどういうことだろうか?




スウェーデンのチームが実施した調査は、
39~74歳の女性6万1000人を対象にした約20年にわたる観察記録と、
45~79歳の男性4万5000人以上を対象にした11年間の観察記録
に基づいたもの。
観察記録に含まれるデータは、食事、ライフスタイル、体重、喫煙習慣、運動頻度、教育水準、結婚歴など。
この期間中、対象者のうち2万5500人が死亡、2万2000人が骨折を経験。

 チームの論文によると、牛乳の摂取量が多くなっても骨折の危険性は低下せず、
むしろ「死亡率の増加と関連する可能性がある」ことが分かったという。
1日3杯以上の牛乳を飲む女性は、1日1杯未満の人と比べ、死亡率が90%高く、股関節部の骨折が60%多く、骨折全般では15%多かった」。

一方の男性では、死亡率の差は比較的小さかった。
10年間の死亡率は、1日3杯のグループで1000人中207人、平均で同189人、摂取量が少ない人で同182人と25人の差。
骨折の割合では、牛乳の摂取量による違いはほとんどなかった。

特に女性の健康に差をもたらした原因については以下。

チーズやヨーグルトなどの発酵乳製品の摂取量が、特に女性の間での死亡率と骨折頻度の低下と関連することも発見されたことから、
推測される理由の一つとして、チーズと違い、牛乳には糖類の一種「D-ガラクトース」が多く含まれていることが論文では指摘されている。
(D-ガラクトースは動物実験により、老化を促進し、寿命を縮める物質であることが分かっている。)

この研究を行ったスウェーデンのチームは一方で、
今回の研究で示された牛乳の摂取量と死亡率・骨折頻度との関連性については偶然の可能性も排除できず、
推奨摂取量の見直しにつなげるためには、さらなる研究が必要だと注意を促している。


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